デンスケの気まぐれ日記

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<<   作成日時 : 2008/08/27 20:11   >>

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北京オリンピックにおけるベスト・シーンは、「テコンドーでのキューバ選手による審判への蹴り」のところだ。久しぶりに感動して、思わずガッツポーズをしてしまった。この気迫、この本気度、やっぱすごいわ。格闘技をするほどの者ならば、これほどの元気があってよい。

テコンドーをスポーツとして見れば、この種の行動は「トンデモナイ」ことかもしれない。しかし、これを格闘技としてみれば、ある種当然のことである。格闘技は相手を倒すことが基本。もともとは、戦闘の白兵戦などから発展したものだと思うが、そこでの正義とは「自分が生き残る」ことでしかない。

戦場で敵と遭遇したとする。敵の目を潰そうが、急所を蹴り上げようが、反則などという概念はない。ともかく、自分が生き残ることこそが正義なのである。そこにあるのは、生きる本能と剥き出しの敵意のみである。自分に不利な判定をした審判も敵だと思ったのか、単に感情を爆発させただけなのか、そのような詮索など不要である。

格闘技の本質がデフォルメされた形で噴出しただけである。赤裸々な闘争本能、久しぶりに良いものを観させてもらった。ただ、蹴りを入れるのであれば、相手を確実にKOすべきであった。その点のみが心残りである。画竜点睛を欠くとはこのことである。

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